モランボンじゃないよー

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日曜。塗装作業に入る。
外気温が低い為、暖房を持ち出しまるで焼付け塗装のように・・・

大体10分おきに何度も重ね塗りをする。始めは車に取り付けた際に見えるところだけ塗るつもりだったが、以外にもスプレーが切れないなめ、全体を塗ることになった。
1時間近くかけ塗装完了。1時間ほど放置。
触ってみると結構乾燥している。そこでロゴ作成へ移る。これが悲劇の始まりだった・・・

箱の上において持ち上げたらバリ! 塗装がくっついた!
と強くつかんだら指紋の形が!!ヤバイ!

急いで上からもう一度塗る・・・

数時間後。

今度は慎重に。
まずマスキングを張って、黒塗って、マスキングを剥がしたら! あ゛塗装が剥がれる!!!!
マスキングテープの粘着ごときで塗装が引っ張られるのだ。通常の塗料と違い、乾いていても硬化していないので押したり引っ張ると塗装がずれるのだ。
仕方ないので上からまたシルバーを塗る。表面が残念なことにガタガタ・・・

翌日、月曜日。
昨日の失敗を踏まえて、張り付かないようにツルツルな紙を切り抜きあてがう。
先日と違い、かなり硬化が進んでいてうまく行きそうだ。
上から黒をぬり、型紙を剥がすと・・・
テープじゃ無いのではみ出しまくり、文字になってねぇ・・・

慌てて薄め液で拭き取るがなかなか取れない。
そこでブレーキクリーナーで拭き取ってみると、おお結構落ちるじゃん。
ゴシゴシ
ん!?なんか硬化していたはずのシルバー塗装が溶けてやばいことに・・・
うう汚いことになってしまったがもう後戻りは出来ない・・・
結局シルバーの塗装の硬化は進んでいるので再度マスキングテープでロゴを切り抜き、そいつでロゴを作った。
適当に乾燥させて最後の仕上げ、クリア塗装にはいる。

クリアも2液のアクリルウレタン塗料。これを塗ることで通常の塗料で書いたロゴを包み込み、はげないようにするのだ。
こちらも何度も重ね塗りをして塗装面を厚くしていく。

2液塗料で、初期硬化後3時間~1日は重ね塗りをすると縮みが発生する可能性が高いのでやってはいけないのだが、今回運良く縮みは起こらなかった。

こちらが残念な汚くなってしまったキャリパ。
クリア塗装はかなり表面がテカテカでいいのだが・・・
逆側のキャリパも適当にロゴを塗ったのでちょっと汚い。
今回新品のキャリパを買わなくて良かったと思った。新品だったら相当へこむもんな~

今回ので分かったこと。
まず一色塗ったら1週間乾燥で完全に硬化させる。
そしてロゴを丁寧にぬり、乾燥後にロゴマスキングを剥がす。
乾いたら仕上げにクリア塗装を塗る。
乾燥硬化に1週間置く。

完全に乾燥硬化が終わればブレーキクリーナーでも溶けない頑丈な塗装になるはず。
とりあえず1週間ほど部屋にぶら下げて置いて、ブレーキクリーナーで溶けないか確認してから取り付けをお願いするか。
やはり一本柱はリスクがデカイな・・・
だれか俺の教訓を生かしてくれ!

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コメント

  1. tuna より:

    Unknown
    ブレンボロゴのまわりが汚くなってる!
    塗り直さないの?取り付けたらもう塗れないよ!

  2. takaken より:

    もうぬらねぇよ
    クリアまで塗っちゃったし、茂木に間に合わせたいんで。
    しかも2液塗料だから、もう塗料はスプレー缶の中で硬化してます。
    今回のノウハウは君にすべて教えるから生かしておくれ。全工程2週間以上かかるけどねw

  3. ☆ひろりん より:

    Unknown
    車の板金と同じ要領で・・・←板金経験4回

    私も色を変更しようと思っていますので、参考にさせてもらいます。

  4. takaken より:

    経験豊富なんですね
    キャリパーの塗装って大半の人は耐熱塗料を刷毛で塗ってますが、クオリティがいまいちですよね。アクリルウレタン2液スプレーはかなりお勧めです。
    塗装面の光沢と滑らかさは格別です。
    後は耐熱性と対溶剤性に問題無いことが実証できれば是非ひろりんさんも。