さて、ヤフオクでスピードメーターを調達しようと思ったが、思いのほか高い。そこで安い物が出品されるまで、下準備を先に始めることにした。
前回の記事:S2000フルスケールメーター(300km/h)その1
まず、フルスケールメーター化の対象となるのはAP1-120までのスピードメーターとなる。私のS2000はAP1-110。AP1-130からは新しいデザインのメーターが搭載されているようだ。このAP1-130以降のメーターが180km/h以上表示されないのかどうかは知らない。
フルスケールメーター化の作業は、スピードメーターの制御基板に実装されているEEPROMのデータの一部を書き換えを行う。使われているEEPROMは93C56BでMicrowireというシリアル通信方式を使ってアクセスする。私はROMライターを持っていないので、ROMライターを買うか、マイコンを使ってどうにかするか〜と考えていた時に、私の持っているpickit2がEEPROMのライターになる事を思い出した。調べてみると、93Cxxにも対応できるようだ。
そこでとりあえず93C56を買ってpickit2による書き込みテストをやってみた。
電子工作は15年前からやっているが、初めてブレッドボードを買った。とても便利だねw
93C56Bは1wordが16bitとなる。私が買ってきたアトメル製93C56はORG端子のHI,LOWで8bitと16bitを選択できる。実際にスピードメーターに実装されている部品が同じタイプかは不明。今回のテストではORG端子を16bitにしてテストした。
適当なデータを書き込んだり、読み出したり、照合したりして遊んだ。問題なく動作している。
つぎはS2000のスピードメーターを入手後になにか書きたいと思います。