一眼レフのAFの食い付きって?

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デジ一眼のEOS Kiss X4を8年使っている。デジタル一眼レフは入門機からフラッグシップまであるけど、正直センサー性能以外、何がちがうのかよく分かっていなかった。

自分のEOS Kiss X4、AFがかなり不満。タムロンの17-50mm f2.8通しを使っていて、ピントがバッチリ合うことは少ない。せめて被写体が静止している時くらいピントを合わせてほしいと思う。しかし、EOS 7D mark IIやEOS 1DX mark IIは動く被写体までも追従してピントを合わせてくるらしい。

近年canonの一眼はAFの測距点が大幅に増えている。私のX4はAF 9点だが、X9iは45点。7D mark IIは65点。この測距点を駆使して被写体を不思議なDIGICの解析力で追うのかと勝手に思っていた。

ちゃんとcanonのホームページを見れば理由がわかった。一眼レフにピントを合わせるための位相差センサーと、上の写真にある露出制御のための測光センサーが搭載されている。AFが動く被写体に食い付く1DX mark II、5D mark IV、7D mark II。canonの他の一眼レフカメラと大きくちがうのは、測光センサーの解像度だった!

  • 1DX mark II   36万画素
  • 5D mark IV   15万画素
  • 7D mark II   15万画素
  • 6D mark II   7560画素

近年のモデルは上記のようなスペック。普通のAF性能のカメラとして6D mark  IIを参考に記載した。X4や5D mark IIIなど、過去の機種は「63分割TTL開放測光」などと記載されていて、測光センサーの画素数は書いてない。6D mark IIは「7560画素RGB+IR測光センサーによる63分割TTL開放測光」と記載されている。勝手な予想だが、X4と6D mark IIも測光センサーの画素数は大差ないと思われる。

しかし、1DX mark II、5D mark IV、7D mark IIの測光センサーは桁違いの画素数。1DX mark IIは36万画素だから、VGA画質を超える画素数で、RGB情報まで取得出来る。

このセンサーを使ってミラーレスの顔認識と同じで画像解析ってことだよね?

画像解析して動く被写体の位置を把握し、そこに重なる位相差センサーを使う事でピントを合わせ続けるのだ。

結局canonの動き物用の一眼レフはミラーレスと同じ方向に進化していたんだね。

次回、デジ一眼を買い替えるの巻き〜

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