2017富士登山 ~装備 振り返り~

スポンサーリンク

山登りやトレッキングをする事が無かったので、富士登山をするために道具をそろえました。

富士登山についてのサイトを色々見て自分の中での最低限必要と思った物を購入したので、その辺と、登って感じたことを書きたいと思います。

登山靴

富士山を五合目から山頂を往復すると8時間以上歩く事になります。平地を8時間歩くと聞いても何か対策が必要に思える時間です。体の負担を考え登山靴は必須と考えました。靴屋に行ってみると、やはり特殊用途の靴なので、安くても5000円といった感じ。そんなに使わないものにお金をかけたくない。だけど通販は現物を確認できないため、リサイクルショップを何店か回って足に合う物を購入。セカンドストリートはアウトドア専門のお店があるので探しやすいかと思います。私はトレジャーファクトリーで2980円の物を買いました。新品の値段を調べるとAmazonで8000円くらいでした。

レインウェア

コンビニで買えるビニールカッパはダメですと言われていますね。そもそも私はビニールカッパすら持っていない。通勤通学用の雨ガッパでもなんとかなるらしいですが、湿気を逃す透湿性能が高い事が登山用の条件みたいです。雨の中カッパ着て汗だく。その後風で体を冷やして低体温症なんて御免ですから。ゴアテックスを使った一流メーカー品だと3万円くらいσ(^_^;)

(ミズノ)MIZUNO アウトドア ベルグテックEXストームセイバーVレインスーツ [メンズ] A2JG4A01 04 ベイパーシルバー L

私が選んだのはミズノのストームセイバー。調べると「耐水圧30,000mm以上(傘の約60倍)、透湿性約16,000g/平方メートル-24h」とコスパが良くていろいろなサイトで紹介されています。性能はゴアテックスを使った製品と等々レベルで新品価格が半額くらい。ミズノに心を奪われストームセイバーの中古をヤフオクで5000円で購入しました。

トレッキングパンツ

ズボンはトップスと違い、脱ぎ着は想定しません。そのため、速乾性、撥水性、柔軟性が高い性能が良いものが欲しくなりました。私はジーパンくらいしか持っていないので全ての機能がありませんw

これも中古を購入しようと思い、セカンドストリートのアウトドア店に行ったのですが、レインウェアもトレッキングパンツも全部おなじところに陳列されていて、素人の私にはどれが何なのかわかりません… そしてわからないなりに価格だけ確認したところ通販で無名メーカーの商品を買う方が安いことがわかりました。

そこでamazonで適当なものを購入。ファスナーで分離して半ズボンになるタイプもありましたが、商品の耐久性を優先して下記を購入。


登山パンツ ハイキング アウトドア 春夏秋 吸汗速乾 通気性抜群 男女兼用 Belike

身長に合わせてXLを購入しましたが、私はかなりやせ形なので腰回りがブカブカでした。でもベルトが付いているので落ちはしないので良しとします。富士登山中に上半身は寒くなったらストームセイバーを着て、暑くなったらストームセイバーを脱いで腕まくりをしていましたが、このパンツのおかげか、下半身は特に暑い寒いは感じませんでした。

トレッキングポール

富士登山の一週間前に予行練習で筑波山に上りました。そこで体がよろめいたり、安全の為に岩に手をついて下山するという体験をしたため、この時トレッキングポールがあればきっと楽だし、足への負担が軽減できると思いました。これもリサイクルショップで買おうとしたのですが、安い製品が置いていなかったので通話んで購入しました。以前リサイクルショップで1本300円で売っている見た時に買えばよかったと後悔。


【最大2000円OFFクーポン配布中】トレッキングポール 軽量 トレッキングステッキ 2本セット 登山用杖 アルミ製 アンチショック機能付 4色(黒/青/赤/白) 送料無料 [ステッキ スティック トレッキング ウォーキングポール 伸縮 山登り 杖 登山 登山杖]

値段が一番安いものを選びました。本当はリュックの長さに収まる程度の商品が良かったのですが、まあ贅沢は言いません。身長182cmなので135cmまで伸びるのはありがたいと思っていたのですが、登りでは長いと使いにくく、110cmの商品でも良かったかなと思いました。

以上が富士登山の為に購入したものです。

そして、私が富士登山に持って行ったリュックの中身は下記になります。

  • フリース(防寒用)
  • ストームセイバー(レインウェア)
  • ザックカバー(100均の自転車かご用カバーで代用)
  • 靴下2セット(下山は足の保護の為2重に履く)
  • タオル
  • スポーツドリンク1L(500ml×2)
  • 水1L
  • 食べ物(薄皮アンパン、ランチパック、コロッケパン)
  • 頭痛薬
  • 自撮り棒
  • 小型カメラ(アクションカム)
  • 小型モバイルバッテリー&ケーブル
  • 自転車のLEDライト(下山が遅れた時の緊急用)
  • 軍手
  • 手袋(防寒用)
  • ニット帽(防寒用)
  • キャップ(日よけ帽子)
  • トレッキングポール
  • UVカットサングラス
  • スマホ
  • 100円玉×10枚(有料トイレ用)
  • 忘れ物:UVクリーム

リュックは17インチノートPCがギリギリ入る大きめのリュックですが、上記荷物がギリギリ入ったといった感じ。予想外にパンパンで重量もそこそこ。

服装は、速乾性の半袖Tシャツにジャージ。下はトレッキングパンツ。頭にキャップとサングラス、登山靴。この格好では水ヶ塚駐車場の時点で少し寒かった。五合目に行っても寒かった。登っている途中から少し暑くなりましたが、半袖Tシャツではなく長袖がよかったかな。

さて、今回私が思ったことを以下に書きたいと思います。

教訓1:忘れ物には注意

五合目で体を高所に慣らすために待機しているときに、UVクリームを塗っている人たちがいました。このときUVクリームを忘れたことに気が付いたのですが、あまり深刻に思っていませんでした。しかし、日焼けしたことで下山後半に頭痛がひどくなり、翌日の昼ごろまで頭が痛い状態が続きました。

教訓2:荷物は軽く

荷物の軽量化は配慮したつもりでした。しかし、下山後半は肩が痛く、帰りの車の中ではかなり肩と首が結構痛かったです。登山用の腰ベルトが付いたタイプではない通常のリュックであったこともかなり大きいですが、意外と防寒用に持っていったフリースが重かったのかと思います。登山用の衣服は軽量に作られているので、普通のフリースは重くかさばりました。ユニクロのウルトラライトダウンを持っていれば… あとはアクションカムとモバイルバッテリーも要らなかったかもしれません。カメラはスマホだけでも良かったかなと。

教訓3:弾丸富士登山は考え方次第で安全になる

会社の同僚に富士登山経験者がいたので話は聞いていました。山小屋の一泊は疲れが取れないと。混んでいる山小屋は寝返りもできないほど隣の人と距離が近かった。イビキが激しい人がいて眠れない。など、環境があまり良くないようです。つまり山小屋を使っても眠れなかった場合、弾丸富士登山より体力を消耗する可能性があります。また、私は山小屋を予約した日が雨だった、というリスクがどうしても嫌でした。実際、富士登山を計画した日は台風の為天気は雨。その日は土曜日だったので、翌日の日曜日に計画を変更しました。山小屋を予約していたら一か八かで富士山に行っていたでしょう。山小屋を予約すると「少し無理してでも行きたい!」と思ってしまうはずです。そのため、私は富士登山を頑張ってしまう要因をなるべく減らすことを考えて弾丸で登ることにしました。また、友人を誘ったのですが自分が計画した日は都合が悪かったので、無理に日程を合わせず一人で行くことに。複数人で行くと誰かが無理をしてしまう可能性が高まるので、一人は気楽になれます。私の富士登山は天候に恵まれたことが一番の成功要因だったと思いますが、富士山は逃げないので無理だったらまた次回!とあきらめる気持ちを持っておくことが必要だと思います。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

スポンサーリンク