2024.10.14備忘録
元々雨漏り対策で手に入れた純正ハードトップ。車体と色が違うためアストロのカーボンシートでDIYラッピングしていたが、やっぱ違う感が拭きれず、通常の黒いラッピングに変更することに。
ラッピングシートと言えば3M。少し高いが2080のハイグロスブラックHG12を選択。長さは2mだ。
青空整備なので天候は重要。暑すぎず寒すぎず。なので今が作業シーズンなのです。
さて、まずはアストロのカーボンシートを剥がします。なんとなく劣化して破けているのはわかっていましたが、作業を進めて行くうちに次第に状況がわかってきます。
この感じ、知ってる💦
劣化が進むと破れやすく、剥がれにくくなります。こうなったらスクレーパーでこそぎ取るしかありません。ここはアストロのプラスチック製のスクレーパーでガンガン行きます。
一通り剥がし終わりました。しかしノリが残ってベタベタです。ここは灯油を買ってきて灯油を染み込ませた雑巾でゴシゴシ。硬化しかけたノリは灯油を付けてスクレーパーでさすって除去していきます。スクレーパーを使っているので傷は多少付きますが、今回はラッピングをするのでそのまま。仕上げに脱脂のためアルカリ系の水垢落としで洗い流しました。
パッと見た感じは綺麗。しかし、カーボンシートは恐ろしい。
塗装を侵食してるのか?カーボン柄の凹凸が塗装面に残りました。
翌日、埃落としのため軽く洗車し、ラッピングを開始します。
2080シリーズは剥離シートが紙ではなく樹脂フィルムなので紙の粉やカスが発生しないのは良いです。ハードトップに乗せて剥離シートを半分切って半分適当に貼ります。案の定くしゃくしゃになります。アストロのカーボンシートより薄いのでくしゃくしゃになりやすいです。
過去な経験から、くしゃくしゃもちょっとずつ丁寧に剥がせば大丈夫と鷹を括っていました。これは少し失敗でした。
頑張ってくしゃくしゃと格闘し、空気を抜くため何度も剥がしては貼るを繰り返して一応貼り終えました。2080は保護シートが表面にあるため、ラッピングの下にある気泡がわかりづらく、最終的に保護シートを剥がした後にいくつも気泡を発見してしまいました。
また、くしゃくしゃや、貼り直しを行ったところの痕跡が残って波打っています。この辺は分厚いカーボンシートではなかった症状。やはり2人で貼らないとクオリティーは担保できないようです。ですが、ラッピングシートの柔軟性が高く末端の処理などで一度貼ったところが剥がれてくることもなく2人で貼るなら良い品かと。
この2080シリーズですが、屋内保管またはカバー推奨との記載。S2000の雨漏り対策でハードトップを取付、ハードトップを守るためにカバーを買う事になろうとは…