CL7 ブレーキキャリパーO/H

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2024.11.10備忘録

クーラント交換に続きブレーキフルードも4年は交換してない。また、私が所有して10年以上経っているがキャリパーO/Hは一度もしてない。

嫌いな部類だが、キャリパーO/Hをすることにした。3年ほど前にS2000のキャリパーO/Hをしているのでやり方はわかっている。詳細はこちら→S2000 ブレーキオーバーホール

まずは手間のかかるリアキャリパーから作業開始。

シールキットは純正ではなく安いミヤコ製を選択。型番はTP-54、純正は3種類のグリスが付属するがミヤコは1種類だった。前回の残りのグリスを使う事にした。

ピストンをラジオぺンチで左回しすると出てくる。最後にエアーを吹き込んでピストンを摘出。

スナップリングプライヤーでスナップリングを外す。

この15番の部品をロングラジオペンチで外すと聞いているが、これ摘めないから全然取り出せない。再度ネットを調べたら、キャリパーを裏からプラハンで叩くと出てくるとの情報を見つけた!

プラハンは無く、ゴムハンで叩いたら簡単に出てきた。これ3年前に知りたかったわ…

交換するシールはこんな感じ。ブレーキホースの金属パッキンも付属しているが、今回ブレーキホースも購入。社外品と価格差があまり無かったが、信頼の純正品を選択。

  • 01468-SEA-000
  • 01466-SEA-000
  • 01464-SDA-A03
  • 01465-SDA-A03

そちらに純正のパッキンが付属していたのでそれを使う事にした。

シールにグリスを塗り組み付ける。ピストンは少しメッキに腐食が見られたが部品を買っていないのでそのまま再使用。逆の手順でスナップリングは少し手こずりながら取付。

ダストブーツまで組み付けたらピストンをあてがって裏からエアーを吹き込みピストンにダストブーツを被せる。うまくいったらピストンをねじ山にかかるところまで押し込み、ラジオペンチで右回ししていけばピストンがスルスル入っていく。

少し時間がかかっていたため、もう片方はサクサク進めようと急いでいたら、まさかのスナップリングプライヤーが折れた…

アストロ往復で1h消費。

急いでシール交換を済ませて、スライドピンのグリスアップを行い、初めてのブレーキホースを交換で21年分の汚れがねじ山にこびりつきフレアナットの回りが渋く手こずる…暗い中なんとか車体に全て戻しました。

エア抜きは来週にお預けでウマかけたまま1週間経過。

フロントの作業前にブレーキマスターシリンダーを見ると、ブースターにブレーキフルードの滲みを発見。マスターシリンダーもO/Hまたは交換が必要となりました。まあ、気が付いて良かったかなと。

部品はすぐ届かないのでフロントキャリパーのO/Hは進めます。フロントもシールキットはミヤコ製のTP-53です。

リアピストンの腐食を見たのでフロントは交換する事にしました。ピストンもミヤコ製CPT-53です。腐食レベルはリア同等でした。

フロントは構造が単純なので、ピストンをエアで抜くだけなのでサクサク進みます。

スライドピンのグリスアップとブレーキホースも交換して完了。マスターシリンダーは新品が出るのでASSY新品を発注。翌週交換します。

金曜日、風邪を引いたので病院に行き、ディーラーで部品を受け取りましたw

部品番号46101-SDC-E70

土曜日は風邪気味ながら朝から作業開始です。

マスターシリンダーのリザーブタンクからシリンジでフルードを抜き、マスターシリンダーを外します。

ゴムのパッキンは頑張って引っ張るだけでした。

汚れを拭いていくと結構ブースターの塗装がハゲています。本来はブースターを外して塗装すべきですが、面倒臭いのでそのまま。マスターシリンダーに付属の新品パッキンを押し込んで装着。

マスターシリンダーがペダルから押されるところに付属のグリスを塗りました。

マスターシリンダーをブースターに取付完了。

今回の作業のために加圧式ワンマンブリーダーを購入していました。

こいつでサクサクっとフルード交換とエア抜きを進めたいと思います。

フルードを入れてリザーバータンクにワンマンブリーダーのアタッチメントを装着、ネジを回して外れないようにテンションをかけます。加圧ポンプでビビりながら少し弱めに加圧。キャリパーのブリーダープラグを緩めると少しづつフルードが押し出されて来ます。

遅いので再度ポンプで加圧し始めた時、リザーブタンクからアタッチメントが外れて加圧されたフルードが滝のようにタンクから流れ出します😱

とっさに加圧を抜くも大量にフルードが流れてしまいました😭

再セットして加圧してみましたが、今度はリザーブタンクとアタッチメントの隙間から霧状のフルードが飛散…

車種専用のアタッチメントを買えばこのようなことはないと思いますが、この大惨事を経験すると、もう使いたく無くなりました。

と言うことで、普通にリザーブタンクにフルード直挿しで続きの作業は進めました。

しかし、ブレーキフルード交換、いつまでフルードを抜けば良いのか全然わからない。綺麗なフルードが出て来たら終わりと言うけど、徐々に変わるからわからん…

4輪全てエア抜きまで済ませて試走。

エアカミカミで全然止まらない…

遅くなってしまったのでこの日はここまで。

翌日、エアの状況がわかるようにカメラをセットしてスマホのリモートアプリで状況を見ながら作業します。怪しいと思ったリアから。

案の定、何度か踏んでみるとエアがたくさん出て来ました。これもいつまでやれば良いのか…

リア左右を作業し試走。少し違和感はあるものの、こんなもんな?と思えるレベル。後日、長距離走行したところ、やはり少しエアが残っていそう。またエア抜きします。

散々だったな…

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