Z32ブレーキのエア抜き(ブレンボ)

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Z32のブレーキのタッチがおかしいので、エア抜きをします。エア抜きするにあたって、ブレーキフルードと一人でブレーキフルード交換をするための工具(ワンマンブリーダー)を用意しました。工具は借り物。

ブレーキのブリーダープラグをメガネレンチで緩めようと思ったが、合うメガネが無かったた。車の工具は通常10,12,14,17といったサイズなのだが、特殊なところはサイズが違う。ブリーダープラグは特殊な部類で、11mmだった。仕方なくモンキーレンチでまわそうとしたが…意外と固く、これはナメてしまいそう。ブレンボはキャリパーの裏と表両方にブリーダープラグがあるため、数も多いのでモンキーでやりたくない。しかたなくアストロプロダクツにフレアレンチかメガネかを買いに行った。

結果、メガネをチョイスした。理由は、キャリパー裏の作業だとスペースがあまりなかったので、12角のレンチの方が有利だと思ったから。フレアレンチは6角だった。今更だが、メガネではブレーキホース交換はできないんだよね…ま、いいや。

ブレーキマスターシリンダーの上についているフルードタンクの蓋を外します。そして一応、ブレーキペダルを足で何度か踏み、踏み切ったところでハンドルとブレーキペダルの間に棒を挟み込みました。これは今年富士登山するために購入したトレッキングポール。棒はツッパリ棒とか、ただの角材とかでも良い。とにかくブリーダープラグを緩めている間、ブレーキペダルが戻らなければよい。

エア抜きの作業順は

  1. 左リア
  2. 右リア
  3. 左フロント
  4. 右フロント

です。各キャリパーは車体内側、次に外側のブリーダープラグの順番でエア抜きします。

ブリーダープラグにホースを取り付け、ワンマンブリーダーの手動負圧ポンプで負圧状態にします。上記写真はポンプの限界まで負圧にした状態。この状態でブリーダープラグを緩めれば、エアーがキャリパー内に逆流する失敗は無いはず。

なんか、スゲーエアーが出てくるんですけど…

こんなにエアー噛んでないよね…絶対おかしいよね。

このワンマンブリーダー、借り物といいましたが、所有者の車で10年以上前に使ったことがありまして。その時、この工具使えないじゃん。ってなったんです。でもどういう理由か思い出せずにいたのですが、こういうことだったのか!

このエアー止まらない状態ですが、ブリーダープラグを緩めるまでは発生しません。で、もちろんキャリパーにこんな大量にエアー噛んでいるわけでもないのです。ブリーダープラグを緩めたことによって、キャリパーとブリーダープラグの間から空気を吸ってしまい発生しているようです。

仕方なく、ワンマンブリーダーから負圧ポンプを取り外し普通のやり方に変更。

  1. ブレーキペダルを何度か踏んで踏みきる。
  2. ブレーキペダルを踏んだ状態に棒を使ってブレーキペダルを固定。
  3. ブリーダープラグを緩める。
  4. ブレーキフルードがホースの3~5cmくらい出てくる(この時エアーも一緒に出てくる)
  5. ブリーダープラグを締める。
  6. ブレーキフルードが減ってきたらタンクにフルードを追加する
  7. 4でエアーが出てきていたら1からもう一度行う。

みたいな感じで行いました。

とりあえず、リアの4か所作業が終わりました。リジットラックを2個しか持っていないので一度車を降ろし、フロントをジャッキアップします。その際に車を動かしてブレーキの調子を確かめました。

ん?

ブレーキ激効き!

直りました。よってフロントはエア抜きしません。

ブレーキフルード買ったけど、フルードたいして減らなかったから使わなかった。このフルード高いのになぁ。

まあ、ブレーキは直ったので めでたしめでたし~

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