CL7アコード ビッグローター化【フロント編】

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昨年TC2000とTC1000を走ってブレーキパッドが剥離しました。

PFCとか使えば剥離することはないでしょうが、PFCは高すぎ、もう使わない…

CL7は根本的にブレーキの熱容量が足りていない。フロントはS2000や86と同じφ300mm。しかし車重は150kgほど重い。ローター厚は28mmで気持ち分厚い程度。

以前の私ならF50ブレンボとか言い出すのですが、今までの経験を活かそうではないか!

Z32で使っているRddのφ355mmローターは補修ローターが高すぎてほぼ同サイズのdixcel製レーシングbrembo補修用を使っています。しかし2枚で約6万円。ランニングコストが悪い。

そこで出てくるのがグローバル製の純正流用キット。CL7だとレジェンド4potキャリパー+レクサスRX45のキットが約18.5万円。ローターはハブ径が違うため、補修ローターは加工が必要。折角の純正流用でも消耗品の加工が必要なのがいただけない。仮にローター2枚で2万円だとしても、加工費が1万円とかかかったら嫌だ。スリットローターでも無いのにね。まあ、純正ローターは耐久性が高くて好きだけど。

何より対向キャリパーとなるとビッグキャリパー対応ホイールが必要になる。純正ホイールが使えなくなる…却下!

やはりノーマルキャリパーを使ったビッグローターキットが良いなと。それだとM&Mのビッグローターキットがある。こちら約14万円。しかし補修ローター約13万円。これはどんな詐欺なのかなw  プリンターのインク商売よりタチが悪い、Rdd並みの値段だな。このローター、φ330mm×25mmなのだ。25mm厚といえばS2000だ。多分S2000用のローターキットをCL7用に流用したものと思われる。

S2000用のビッグローターと言えばPMUが出していて、S2000だったらこれを使おうと思っていた。こちらもφ330mm×25mmで同サイズ。こちらは通販で約13万円。

そして補修ローターは2枚の通販価格で約4万円。M&Mより良心的だ。S2000のフロントはハブ径がCL7より大きい。

CL7に使えなくてもS2000につければ良いから買ってから検証。固定用の皿ネジがCL7と同配置のためハブ径が異なっていても問題なく取り付けられる。しかしローターのオフセットが異なるためそのままでは使えない。

またブラケットはポン付けとは行かなかった。ナックルを削れば使えそう。

検証により取り付けられると確信。流用に必要となるスペーサーとボルトを準備したので取付を行う。

キャリパーブラケットによりキャリパーの取り付け位置が変わるためバックプレートを切ります。

グラインダーでスパッと。今まで金鋸で切ってきましたがグラインダー最高。

次にナックルを削る準備をします。ブラケットにマスキングテープを使って型をとります。

型を取ったテープをナックルに貼ります。

削るところはこのテープが貼られていない部分です。ここをグラインダーで削って行きます。

ナックルはバックプレートと違い鉄の塊なので削るのは大変だと覚悟していましたが、グラインダーは偉大。切断刃と砥石を使って簡単に削れました。

ブラケットを取り付けてみると、ナックルの面とブラケットの面がズレています。

ナックルに発生した錆とブラケット、キャリパーに干渉するところを砥石刃で平にします。キャリパーがブラケットとナックル両方に乗っかるため、面を合わせる必要があります。この辺はS2000に取り付ける時と同じです。ナックルの取り付け部の両面削って整えました。

良い感じに取り付きました。バックプレートはタッチアップして錆防止。

ローターを装着し、キャリパーをオフセットするためスペーサーとそれに合わせたボルトでキャリパーを取付。

ブレーキホースはキャリパー位置が近づいた分だけ狭いですが固定は可能でした。

完成です。

S2000の純正17インチホイールは使えるサイズとのことですがCL7の純正ホイールが取り付けられるかチェック。

よかった。入りました。先月に純正ホイールにスタッドレスを組み付けたばかりなので、使えてよかったw

キャリパーを外側にオフセットしていますがホイールクリアランス問題なし。サーキットが楽しみ。

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