先日確認したファンスイッチの故障。やっと部品を調達しました。
ファンスイッチには社外品のものがあります。たとえば、純正は93℃で電動ファンがONするのですが、spoon製は80℃。これとロテンプサーモスタットを組み合わせて使うのですが、多分オーバークールになりますw
- 純正サーモスタット:開弁78℃->全開90℃
- ローテンプサーモスタット:開弁68℃->全開83℃
ローテンプサーモスタットって誰得なんだろう??
私のZ32、冷却対策として勧められてローテンプサーモスタット付けたんですが、予想通りオーバークールでした。高速を巡航していると水温70℃…
さて、ローテンプサーモスタットの文句はこの辺にして話を戻します。
純正サーモスイッチをディーラーに行って部品番号を調べてもらい、発注しました。
- 部品番号37760-P00-003
お値段2430円。この番号でAmazonを検索すると出てくるのですが、 ディーラーより安いものが出てくる。なぜ?互換品?
さて交換作業ですが、ラジエターの下部に部品がついているため、 クーラントを抜く必要があります。 クーラントを交換する予定ならよかったのですが、 おそらくクーラントは交換されてそんなに経っていなさそう。 そこで抜いたクーラントは再利用することにします。
ジャッキアップしてリジットラックをかけます。 下からのぞくとクーラントのコック(赤丸)と、 クーラントが排出される孔(青丸)があります。 この下にバケツを置いて排出開始です。 6Lちょっと出てくるらしいので、 あふれたら困るのでバケツを2個使いました。
さて、今度はセンサーを外すのですが、 上からやるか下からやるか悩みます。
先駆者の情報を調べると、 アンダーパネルを外してしたからやるより、 上からの方が簡単そうです。上から作業することに。
手と工具が入らないため、電動ファンを1つ外します。 10mmのボルト3個はずして、カップラー(赤丸)を抜けば外せます。
センサー(赤丸)はカップラーを外してから24mmのメガネでまわします 。これが固着していて意外と硬かった。
新しいセンサーは綺麗だ。
ファンスイッチを取り付けて、電動ファンをもとに戻します。
次にクーラントを入れるのですが、定番のペットボトルを用意。 ビニールテープが見つからず、 ペットボトルの口には養生テープを巻きました。これは失敗で、 ビニールテープの方がまだクーラントが漏れにくいです。 漏れますけどね…
入るだけ入れたところ、2L近く残ってしまった。 そんなにエアーがエンジンに入っているのでしょうか??
とりあえずエンジン始動してエア抜きを開始。 しばらく暖機すると電動ファンが回りました~よかったよかった。
しかし、クーラントは暖機するもほとんど液面は下がらず。 仕方ないので余ったクーラントをリザーバータンクがMAXになる ように注中。
エンジンが冷えてからリザーバータンクを見てみると、 スッカラカン…
ラジエター側にクーラントが吸われた様子。
本来ならS2000はエンジンブロックのエア抜きボルトを外して エアーを抜くのですが、今回はめんどくさいのでこれで終了。
もしかしてエアコンのヒーター側にエアーが残っているのかも。 まあ様子を見よう。
最後に壊れたサーモスイッチを確認。本来93℃でショートのはずが故障して常温でショートしてます。
以上、サーモスイッチ交換でした。