パレット 軽自動車のユーザー車検に挑戦!

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2年前から胸に秘めていた思いを実行しました。

初めてのユーザー車検です。
ユーザー車検とは車の持ち主が車検場に行って自分で検査を行って車検を取る行為です。
なぜ自分でやるのか。それは安く済ませたいからw
車検の費用は一般的に以下の順番となります。
ディーラー > 町の車屋さん > 車検専門店(コバック等) > ユーザー車検
ユーザー車検は自分で軽自動車検査協会に車を持っていき、車検を受けます。ここで合格しないと意味が無いので、事前に点検・整備を行う必要があります。難しそうですが、私は下記のチェックをしました。
  • 電球の球切れ
  • クラクション
  • ワイパーの破損
  • ウォッシャー液量
  • タイヤの溝
  • 各ブーツ
  • ブレーキ残量
  • クーラント量
  • オイル漏れ
各ブーツが一番心配でした。ドライブシャフトブーツと、タイロッドエンドブーツ、ロアアームブーツ、ステアリングラックブーツ、スタビリンクブーツを見ます。全てフロント。パレットの場合、リアにはブーツは無いようです。
タイロッドエンドブーツとロアアームブーツを特に心配していましたが、劣化は進んでいるものの、破損とグラス漏れは無いようで安心しました。
オイル漏れは、オイルが滲んでいる程度ならOK。滴るようならNGらしいです。エンジンはかなり滲んでいます。タイロッドエンドブーツもグリスが滲んでいますがOKです。
ブレーキはフロントのみパッド残量を確認。リアはドラム式で分解したくなかったので未確認。ドラム式はパッドは減りにくいらしいのでスルーw
足回りとエンジンルームをチェックしたら、ライトの球切れを確認。
フロント運転席側の車幅灯が切れていた。手持ちの電球があったので交換。
 
そして適当にダウンロードした記録簿にチェックを入れました。わからない項目や、未確認の項目は空欄にしています。この記録簿は車検の時に無くても車検は通るそうです。ただ、車検証にその旨を記載されるとか。
 春日部の車検場を午後の3ラウンドを事前にインターネットで予約。ちなみに継続車検はどこの車検場でも出来るそうです。春日部は検査ラインが1つしか無いため前日などは予約が埋まっています。大宮か野田の方が予約に余裕があります。
車検当日、忘れ物なきように下記を持って出発です。
  • 車検証
  • 印鑑
  • 軽自動車税納税証明書(2年分)
  • 記録簿(上記で記入したもの)
  • 現金(4万円くらい?)
車検を受ける前にテスター屋さんで最終調整を行います。テスター屋さんは車検場のそばに何軒かあります。パレットは昨年ヘッドライト脱着をしたので、光軸がズレているため調整しないと車検が通りません。光軸調整のみをお願いし調整費用1290円を支払いました。
 
さて車検場に突入です。2ラウンドの時間に到着したら2ラウンドの予約が取れるとのこと。3ラウンドの予約をキャンセルして2ラウンドに変更です。
係の方から不慣れな私にペライチ両面刷りのマニュアルを頂きました。まず書類3枚記入します。この3枚は事前に大宮で入手した紙でしたが、春日部でも使えるとのこと。
自動車重量税納付書の納付額が間違えています(正しくは6600円)が、係の方が修正していました。そして自賠責を24ヶ月加入し、25070円払います。次に検査手数料1400円、重量税6600円の支払いします。これで必要なものと書類が揃いました。そして受付に下記の書類を提出します。
  • 車検証
  • 継続検査申請書
  • 自賠責保険証
  • 記録簿
  • 軽自動車税納税証明書
  • 軽自動車検査票
  • 自動車重量税納付書

書類チェックをしてもらい、いよいよ検査ラインに車で整列します。私は初めてだったので、並ぶ前に検査ラインの見学通路から検査の様子を少し見学。皆さんプロなのでダルそうに確実に検査工程をクリアしていきます。しかし、光軸NGの車両が何台かいました。おそらくNGを食らってからテスター屋さんで調整して再検査に挑むのだと思います。

さて、十分シミュレーション出来たところで検査ラインに車を進めます。

マニュアルの裏

まず建屋に入る前に検査員の指示に従い車幅灯、ヘッドライト、ウインカー、ハザード、バックランプ、フォグランプを点灯、ウォシャー、クラクションの検査を行います。そしてボンネットを開けてエンジンルームを確認し、検査員が車内のチェック。

その際に案内役をつけた方が良いか聞かれたので、「初めてなのでお願いします」と伝えました。これは心強い。

つぎに建屋の中に進みます。

車から降りて検査票を機会に挿入し、排ガス検査を行います。言われるがままにプローブとやらをマフラーに少し差込、機械の判定を待ちます。

終わったらプローブを指定の場所に戻し検査票を持ってサイドスリップの検査に進みます。

サイドスリップではハンドルは回してはいけません。侵入前に車をまっすぐにして「進入」の表示が出たら突入します。

ここで案内役の方に「もっとゆっくり!」と何度も言われてしまいました。ハンドルを回さないことに集中し過ぎて車速まで気が回らなかったw

次はローラーの上に乗って車速、ブレーキ、サイドブレーキ、ヘッドライトの検査です。ヘッドライトを点灯させ、機械の測定を待ちます。スピード検査は40km/hまで加速したらパッシングするのですが、40ピッタリにはならず難しかった。でも合格だったみたい…

ブレーキは電光掲示板の指示に従って操作するだけ。しかし、サイドブレーキの試験で案内役の方に「もっと強く引いて」と言われたので、足で思いっきり踏んで合格。多分、ローラーの回転に負けてタイヤが回転していたのだと思う。

最後に下回りの点検のためリフトで上昇。エンジンOFFの状態でハンドルをフルに切って、そこでハンドルを小刻みに左右に回す。ガタがないか確認しているようだ。エンジンが動いておらず、パワステ無しで回すことになるので少し重い。

リフトが下がり、無事に車検に合格し書類を受付に提出するように言われました。

車検証には「記録簿」ありだ!

受付で車検証とシールを渡され無事にユーザー車検成功です。

令和3年6月のシール

  • 自賠責25070円
  • 重量税6600円
  • 検査手数料1400円
  • 光軸調整1290円

合計34360円でした。

次回の車検時は、クーラントの交換などもう少し整備をする予定です。

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