Z32のナンバーを外す前に油脂は一通り交換したのですが、クーラントはまだ大丈夫~なんて思っていたらスゲー錆…
気になったら交換しないわけにはいかないよね。しかし整備工場に依頼することはもうできません。仕方ないので自分でやります。
やるからにはクーラント全交換して錆を一度撤廃したかったので、購入するクーラントは濃縮タイプを選択。どうせならとクーリング性能が少し高そうなジュランのクーラントにしました。
ジャッキアップします。ほんとは車を傾けないほうがいいらしいですが、作業スペース的に不可能なのでこうなります。
リザーバータンクを外します。そのためにリザーバータンク上にあるパーツを取り外します。赤丸のところに樹脂製のネジがあるので壊さないように外し、白いパイプを上に引くと抜けます。
左フロントタイヤを外して、インナーフェンダーを外します。私の車はインナーフェンダーがすでにありませんw
リザーバータンクとラジエターキャップから来ているパイプ(赤丸)を外すとクーラントをまき散らすので、先にタンクのネジを外して漏れる量を最小限に作業をします。
ラジエターの下にあるドレインを外すとクーラントが出てきます。私のZ32はKOYOのアルミラジエターのため、クーラントをガイドするホースなどありませんので、豪快にクーラントをまき散らします。。。
泥水の様。かなり錆出ちゃっていますね。鉄ブロックエンジンは仕方ないのかな。これでもリビルドエンジンにして4万kmくらい。10年は経っているからだめなのかな。
リザーバータンクにつながっていたホースに栓をします。
ラジエターキャップの孔にビニールテープを巻いたペットボトルを突き刺し、ラジエターのドレインから出る水の量と上から入る水の量を同調させてエンジンをかけます。そうするとエンジン内のクーラントが水道水に入れ替わるはずだったのですが。。。
水温が上がりすぎています…
おそらくラジエターに水が溜まっておらず、ラジエターからの戻りであるロアホースに水が行っていない模様。このままではエンジンが焼き付いてしまう。。。
たぶん自分のやり方が間違っていたようです。ラジエターのドレインボルトは外さずに、緩めてちょろよろ流れ出す程度に調整してやらないとダメだったんだなと。
しかし作業中はテンパっていたので方向転換。ドレインを締めてラジエターに水を溜め、エンジンをまわして暖機完了させエンジン停止。ドレインを外して汚れたクーラントを排出。これを数回行うことにしました。
3回くらいやって、ここまで色が薄くなった。透明になっていないけど日が暮れてしまいそうなので諦めます。
Z32のクーラント総量は10L位らしい。ラジエターがアルミ2層になっているので少し容量が増えていると思われる。仮にラジエター容量が2L増加していたとして、今回用意したクーラント4Lをすべて使ったとすると、
4L÷12L=33.3%
一応冬でも関東なら大丈夫でしょう。リザーバータンクを元に戻して、空のラジエターにクーラント4L入れて、その後、満タンになるまで水を入れたが、2Lはなかったな。
リザーバータンクにもクーラントを少し混ぜた水をHi-Lowの中間くらいまで入れときました。
最後にラジエターキャップを外し暖機をしてエア抜きを行い、最後にラジエターのアッパーホース側にあるエア抜きボルトを抜いてエアを抜くのですが、暖機をしても70℃を超えない…
ずっと気になっていたのですが、私のZ32、エンジンかけると初めからカップリングファンが回っているのです。これ、本来は水温が高くなってから回るものですよね。。。
そのため、冬は暖機をしていてもサーモスタットが開弁すると水温が上がらないのです。
翌週
ラジエターのステーを外して段ボールをラジエターに挟み、これで暖機しました。気温も15℃程度あったため水温は90℃近くまですぐに上昇。
この状態でエア抜きボルトを抜いてみると、勢いよくクーラントを吹き出しました。空気は入っていなかった模様。
これにて2/21の走行会準備が整ったわけですw
走行会については次回書けるかな…