カーボンボンネットのクリア塗装リベンジ後編

スポンサーリンク

塗装して1週間経ちました。ボンネットを水洗いして塗装面を確認。下地の傷やカーボン繊維の筋に沿って塗装面に亀裂があります。想定内なので予定通り妥協して作業を進めます。

水研ぎ完了

まずは耐水ペーパーで水研ぎして表面の凹凸を慣らします。塗装面は塗料をケチったため、ヌルヌルにならず、少しマットな感じのユズ肌です。時間が無いため#1000の耐水ペーパーで全体を水研ぎしました。

本当はユズ肌が消えるまで水研ぎするのですが、塗装が薄くハゲる危険性が高いため程々にやりました。

ここからコンパウンドで磨きますが、その前にコンパウンドの話を。

昨年末にGTウィングをソフト99の液体コンパウンドのキズ消し用#3000(3μm)で磨いた際に、いくら磨いても艶が出ず疑問を持っていました。そもそも耐水ペーパーの#1000とか#2000の後にどの位のコンパウンドで磨くのが正解なのか。

コンパウンドは大半の商品が耐水ペーパーのような番手で記載されておらず粒子サイズ1μmなどと書いてあります。

今回は耐水ペーパー#1000まで水研ぎし、その後はコンパウンドで、磨く計画です。なので、#1000相当のコンパウンドで一度磨いて、その後に仕上げ用コンパウンドで仕上げることにします。

耐水ペーパーは塗装面を短時間で研磨出来ますが、仕上げる事は出来ません。またコンパウンドだけで平らな面を出すことが出来ません。耐水ペーパーと同等の粒子サイズのコンパウンドで磨いた場合、耐水ペーパーは傷だらけな表面になりますが、コンパウンドはツルツルした感じに仕上がります。

手持ちの粗目コンパウンドとして、ホルツのペーストタイプ粗目を持っていますが、こちらは50μmと#400相当で粗すぎるため今回は使えません。

#1000相当の粒子サイズは16μmとのこと。

手持ちのコンパウンドは

  • ホルツ ペースト粗目 50μm
  • ソフト99液体 キズ消し用 3μm
  • ホルツ ペースト細目 2μm
  • ソフト99液体 仕上げ用 1μm
  • ホルツ ペースト極細 1μm
  • ソフト99液体 超鏡面用 1μm以下

16μm前後のコンパウンドを探したところ、ソフト99のペーストタイプ細目が10〜15μmが入手しやすく安価なのでこれを調達。

仕上げは手持ちのホルツペーストタイプ細目2μmを使う事にしました。。

水研ぎ作業後の塗装面

ポリッシャーで磨いていくと、コンパウンドが乾燥して滑りが悪くなりました。そしてボンネットダクト周辺をポリッシャーを傾けて磨いたら、なんと塗装が剥げてしまった…

塗装が剥げた

摩擦熱が高かったのか、ただ粗いコンパウンドだからなのかはわからないけど、コンパウンドがダマになって綺麗に磨けていないような…研磨用のスポンジが安いからか?

霧吹きで少し水をかけてやると仕上がりが良いと言うブログを見た事があったのを思い出し、水を追加してみました。すると滑りもよくなってよく磨けている感じがする。ダマになって固まっていたコンパウンドも綺麗に馴染んでいるし。

水研ぎの傷が消えた

あらかた表面のキズを消しきったので、スポンジを交換して仕上げのコンパウンドで一通り磨いて終了。

作業終了

そこそこツルツルになったので良しとします。

前編はこちら

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

スポンサーリンク