ずっとほぼノーマル仕様であったS2000。もともとサーキット用のZ32の入れ替え候補として購入した車両。気が付けは購入から5年経過。その間2回のエンジンブローを経験。ちんたらしていたら真面にサーキット走らないまま時間だけ過ぎてしまう…
いつまでS2000を維持するかもわからないので、一気に楽しめる仕様にしてさっさと楽しんで置くことにします。
出費を抑えるべく、中古車高調をヤフオクでGet。TEIN MONO FLEXでバネが吊るし10k→16kに変更されています。
フロントはアッパーアームを外さないとショックが取り出せない。私はJUNのブラケットを取り付けているので、少しめんどくさい…
フロントアッパーアームの取付けトルクフロントショック取付けトルク
一応レバー比とバネレートからざっくりローダウン量を算出して車高調整した。
リアは予想外に大変だった。基本的にアーム類の脱着は必要ないが、ショックのアッパーマウント側のナットへのアクセスが、給油口のパイプに邪魔されて緩められない。
本来は給油口側のナットを外してパイプをずらすのだが、ボルトの溶接が剥がれておりナットが空回り…外れない…
仕方ないので手持ちの工具を駆使して隙間から何とかアッパーマウントのナットを外した。
リアの車高調整を計算してみたのだが、フルタップのブラケット側の調整では車高が落ちない。後に分かったのだが、この車高調はリアに本来ヘルパースプリングが使われているのだが中古なので付いていなかったのだ。
仕方なくリアはバネが10mm程度あそぶ状態で組み付けて完了。
この車用にS2000サイズのホイールとタイヤを用意してあるのだが、タイヤが255-40-17でホイールが17inch 9j+60。これは爪折が必要と言われているサイズなので爪折を行う。
フロントはインナーフェンダーがあるので、その処理が必要。走りに振った車にするため容赦なくインナーフェンダーを切り取った。
爪折器を使おうと試みたが位置関係があわなかったので、爪折器のローラーでヒートガンであぶりながら叩いた。
リアはインナーフェンダーはないが、バンパーに干渉するようなのでバンパーを少しカット。
あとはバンパーとフェンダーを結合するところのネジ取り付け部分は叩いて傾ける程度で対応。タイヤとの干渉はなさそうだったのでタイラップで固定でもよいが私はネジ留めのままにした。
これで一応完了。ちょっと爪折があまいところあるが、富士を走って様子見かなと。
なお、タイヤはADVAN NEOVA AD09 255-40-17の4本通し中古。ホイールはENKEI PF01SS 17inch 9j +60 のS2000専用サイズを4本通しです。