AP1の定番、吸気温度センサー移設をやります。やる理由はECUのフルパワーマップを使うためです。水温90度、吸気温度40度以上になるとリタードによる補正が入りパワーダウン。水温はローテンプサーモとローテンプスイッチで対策済み。吸気温度はセンサーがインマニに付いていて、センサー丸ごとエンジンの熱で温められてしまいます。一度インマニが温まるとリタード入りっぱなし。AP2では吸気温度センサーが樹脂ホースに移動しています。その真似をして対策しようと言うもの。
まずは吸気温度センサーを外します。
そしてインマニの穴を塞ぐための蓋をアルミを切り出して作ります。
汎用の紙ガスケットを切り出して、穴はパンチで空けました。
適当なネジを買ってきて取り付け良い感じ。
センサーのハーネスを切断してギボシを取り付け延長します。ヤフオクで延長ケーブルが売られているので、それを使えば加工無しで延長できますがケチりました。
センサーの移設先はエアクリBOXにしました。AP2のインテークホースを流用することも考えましたが、コスト重視で行きますw
穴を空けてタケノコで調整。
良い感じ。
配線は長さを合わせて作成。このままではDIY後付け感が強いので、エーモンの配線チューブを被せます。
それっぽくなりました。
走行して吸気温度をi-moniで確認。温度が下がりました。
メーカー設計と違う場所の温度を測ることになり、それは良いのか?と言う疑問がある。そこは先駆者方々の実績を信じることにする。
しかし、ノーマルだとエンジン始動から水温80度になった直後位からインマニの温度上昇する前の時間しかフルパワーが出ない。ノーマルサーモスタットの場合水温が90度以下を維持できるのも真冬の巡航状態くらいしか無いし、S2000に限らずノーマルの車ってフルパワーマップの出番はほぼ無いよね。