S2000幌のリンクストッパー交換

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S2000の幌を閉めると隙間があり、手で押し付けないとロックが出来ない。そこで幌のリンクストッパーを調整することにした。

しかし、旧年式車の宿命、ゴムがボロボロになっていて今にも崩れ落ちそう。

調整もしてみたが、改善出来ず。車体か幌のフレームが歪んでいるようだ。

閉まらない件は置いておいて、このゴム部品、交換しないと気が済まない。

ネットで情報を調べたが、交換した人の情報を見つけることが出来なかった。

ディーラーに行き、別の部品を注文するときに気軽に聞いてみたのだが、これが大変。

パーツリストを印刷してきたもらったのだが、なんかわかりにくい。ソフトトップ周りの絵に描かれている部品を片っ端から部品名をみるが、それっぽい部品が無いのだ。(実は上の赤丸で、生産終了扱いだった)

30分以上調べてもらったがわからず、宿題にさせてくださいとのことで帰宅した。

これほどわからないものとは思っていなかったので、ネットで本気で調べてみた。

ソフトトップ周りの部品番号を検索しているとUKホンダのパーツリストが検索できるHPにたどり着いた。そこにはディーラーでもらった絵に描かれていない番号、93,94番がある。

その番号が指示す部品番号でgoogle検索をしたところ、みんカラにそれっぽい部品の写真を載せている人がいた。英語の部品名も「STOPPER ASSY., LINK」とそれっぽい。部品はゴム単体ではなく、ボルト頭にゴムがついている部品のようだ。

後日、注文した部品を取りに行ったときにディーラーの宿題結果報告を受けた。テクニカルサポートセンターに問い合わせた結果、供給停止となった部品で、部品リストに掲載されなくなった物とのこと。

これは困った。こちらの調べた部品番号を伝えると一応検索してみるとのこと。

結果、鈴鹿に在庫があり購入可能とのこと。供給ストップ後に問い合わせが多い部品は再生産されることがあるらしい。これを「ご相談パーツ」と言う。その手の部品だったようだ。

そこで調べた下記の部品を1つずつ購入した。

  • 86105-S2A-003
  • 86106-S2A-003

1週間後。部品を受け取りに。上記部品番号で左右違いと思っていたのだが、それは間違いであった。

私が欲しかったのは左の86105-S2A-003を2個だった。右は何の部品なんだろうか??

確かにパーツリストの絵をみると、86106-S2A-003はゴム部分が上方向に向いていて、86105-S2A-003とは90度向きが違う。とりあえず86105-S2A-003の交換をするため内貼りをはずして86106-S2A-003がどこにあるのか確認してみた。

正体がわかった。ソフトトップをオープン状態にしたのが上の写真。86105-S2A-003はクローズしたときのストッパーで、86106-S2A-003はオープンにしたときのストッパーだったようだ。私のS2000は86106-S2A-003のストッパーにはリンクがぶつかるところまで動作していない模様。良くも悪くも86106-S2A-003の交換は不要と判断した。

さて、交換作業だが、手持ちのモンキーで行おうとしたところ、狭くてモンキーだと作業スペースが無く出来ないことが判明。仕方ないので、中古工具屋さんで12mmのスパナを購入。ダイソーの100円工具にしようとも思ったが、中古KTCの12-14スパナが80円で買うことができた。たぶん人の名前が掘られていたので安かったのだろう。

車体から外した部品と長さを同じにそろえてから車体に装着した。

助手席側。こんなにゴムが潰れた状態になってしまっているが、この位置じゃないとソフトトップがクローズできない。

こちらは運転席側。はやりゴムが潰れている。これだとこのゴムはすぐにダメになってしまいそうだ。助手席の方がボルトを長く出しているのがわかる。左右でここまで違うのはやはりおかしいなぁ。

こちらは助手席側のストッパーが当たる位置。どうみても歪んでいる。事故車なので、その時にソフトトップのフレームが歪んだのだろうか??

そんなわけで、苦労して突き止めた部品番号と写真をたくさん載せます。

86106-S2A-003は要らなかったけど、86105-S2A-003の代用に使えるかな。ボルトの長さが長いのと、頭の形が違うだけだし。

いや、ヤフオクに流そう〜

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