エンジンブローを2回経験して、もう後がなくなった私はK-TECHのコンプリートエンジンを載せることにしました。この2回目のブローは中古エンジンに載せ替えて初めてのFSWを走行。雨だったのでエンジンには優しいから大丈夫と思ったのだが走行中に異音に気がついて終了…
さて、コンプリートエンジンですがF20CはS2000専用エンジンのため市場に数が少ない為、自分のエンジンをベースに製作してもらうことになります。K-TECHは有名な河島さんのお店なので多くのバックオーダーを抱えています。依頼をしても待つことになります。
私が正式にオーダーしたのが22年5月、エンジン台車が空いたとの連絡をもらったのが11月。
整備工場に車を運び、エンジン摘出。積載車でエンジンを西濃運輸に運びK-TECHへ発送、期間が長いので車体は自宅に戻します。
壊れたエンジンの状況がわかり連絡をもらいました。4番ピストンのピストンスカートがかじっていたとのこと。
とくに異常燃焼の跡もないとのことで、運が悪かった…という感じのようです。シリンダーが損傷していますが、オーバーサイズピストンを使う為のボーリングで消えるレベルとのこと。心配していたクランクやコンロッドは再利用可能となる為、追加料金無しで行けるだろうと。良かった〜
軽量フライホイールとバッフル付きオイルパンにしたかったので相談したところ、部品を送ってくれとのこと。え?
普通、持ち込み部品はNGでは?
あまりお金儲け考えてないみたいw
ということで戸田レーシングのバッフル付きオイルパン(油温センサー用の孔がある)とspoonのフライホイール、クラッチカバーをヒラノタイヤで注文。クラッチディスクは600km程度しか走ってないので再利用。送料はかかるが、検品した上でK-TECHに発送した。
そしてコンプリートエンジン完成の連絡が23年3月。4月、エンジンを西濃運輸営業所留めで発送してもらい、受け取り整備工場に渡した。そう、フォークリフトが無い整備工場にエンジンのような一人で下ろせない荷物を西濃運輸は保証の関係で降ろしてくれません。なので私は営業所止めにして友人の軽トラで受け取りました。この件は自分、よく動いたと思う。整備工場が忙しく、23年5月に車体に載せることになった。
車体を運びエンジンを載せてもらった。作業完了後に車検切れのまま走らないので仮ナンバーを初めて借りた。
オーダーから1年、そして1年半ぶりの公道復帰。翌日は車検だ!