CL7アコード自家塗装

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CL7やDC5世代のホンダ車にありがちな塗装のクリア剥げ。私のCL7は9年落ちで2013年に購入。すでにボンネットの塗装がまだらにへんな模様が発生していました。徐々に白濁し始めて苦肉の策でカーボンシートを貼りましたがそれも劣化。症状は右フェンダーとルーフにも発生。別件でコンプレッサーを購入していたので、塗装できるジャン…

ついに自家塗装を決行することに。

コンプレッサーは1.5馬力40L約2万円の中華製。

塗装のミストが飛散するとご近所の車に被害が出てしまうので、3面シート付きの3mタープテントを通販で1万円以下で購入。換気用の換気扇パナソニックFY-32BS7を約1万円で購入。

全塗装は行わないので関西ペイントPG80のB-507P アークティックブルーパールの原液1kg。クリア2kg、PG80希釈用シンナー4kg。洗浄用ラッカーシンナー4kg。PG80用硬化剤500g。ストレーナー、計量カップなどの小物等。これらをヤフーショッピングで購入。もろもろ1.7万円。

ガンはアストロプロダクツの安物をセールで3千円ほど。

クリア層を除去するのに範囲が広いため手持ちのオービタルサンダーを使いたかったので、から研ぎ用のサンドペーパーを180,320,400,600番を。下地処理と仕上げに必要と思われる耐水ペーパーを800,1000,1500,2000番とマスキングテープ、養生用にマスカー、不織布の保護服、缶スプレーのサフ、パテをモノタロウで購入(約6千円)。

ボンネットの傷とフェンダーの爪折で塗装割れから錆が発生しているのでペーパーで削って薄付けパテで修正。

オービタルサンダーにから研ぎペーパー320番を使ってクリア層とパテを削ります。音がうるさいことと、粉が舞うため手持ちの耐水ペーパー240番に変更。

浮いていたクリアは完全に除去。下地が出てきてしまい、サフをあまり用意していなかったので浮いていないところは完全に除去しませんでした。#240,#400,#600,#800,#1000まで番数を上げて削り完了。

フェンダーは凹凸とプレスラインがあるため結構地金が露出してしまった。

タープテントを立てて換気扇とコンプレッサーを設置。換気扇のダクトはミストをなるべく回収するため、ゴミ袋をかけたバケツに水を張って、そこに突っ込みます。

マスキング開始。ここで手を抜くと痛い目を見ることは知っているけど適当w

手始めに地金露出部にサフを軽く塗装。

風が強くなっていたのでタイヤでタープテントを固定。

ここから作業に専念したので写真が無いが、ベースカラーの準備。パール系なのでよく混ぜてから注ぐ。塗料250g、シンナー300g、硬化剤25gを計量カップにいれてまぜた。

コンプレッサーのレギュレターを3kg/cm2に設定し、塗料の量とパータンのダイヤルはP80の説明書通り。ガンに混ぜた塗料を半分ほど入れて塗装開始。

ミストが舞ってモヤがかるため少し落ち着いたら塗るを繰り返す。塗料が減ったら残りの塗料を側に注ぎ再び塗る。

パッと見た目は良い感じだが、パテ修正部分が浮き出てしまうことを恐れてベースカラー250g、シンナー300g、硬化剤25gで塗料を作ってひたすら吹きつけた。

嫌になってきた…

一度ガンをラッカーうすめ液で洗浄する。何回かガンのうがいをしたがうすめ液が青く染まる。適当なところで辞めにしてクリア塗料を作る。

PG80のパール塗料にはSUクリアが良いのだが、間違えてPG80 #026クリアを買っていた。気にせず調合開始。クリア300g、シンナー105g、硬化剤30g。よく混ぜてガンに流し込み塗装再開。

初めは捨て吹きで遠くからパラパラ吹く。その後は早く終わらせたい気持ちから段々ガンとボディが近くなってきたw

本当はクリアも厚塗りすると後でリカバリー出来るのだが、もうだいぶ嫌になったのでここで塗装終了。

マスキングを剥がしてタープテントなど片付けた。

さて、3日経って作業再開です。塗装面は基本ゆず肌状態。これは気温や湿度、塗料の配合で発生してしまうのだと思いますが、これは想定内。#1000〜#2000の耐水ペーパーで水研ぎで整えます。クリア層を厚くしなかったので、ベースカラーが露出する恐れがある為、程々にします。

最後の仕上げ、コンパウンドで磨いていきます。ここも失敗すると摩擦熱で焼けたり、塗装が剥げることがあります。(経験済w)

本来はコンパウンドが乾くところで磨くのですが、私は安パイにコンパウンドが乾きそうになったら霧吹きで水を足して磨きました。

遠目に見れば素人がやったとは分からないでしょ? 趣味の範囲なので許されるクオリティw

ゆず肌の整えが甘いところはボコボコしてたり。

元の塗装は色褪せしているため、よく見ると色が違うが、本人的には気にならない。

クリアの中に白い粉のように…残念ながらベースカラーにクリアが密着していないと思われるところが…

まあ、ハゲたらまた塗るさw

仕上がりを見た妻の反応は

「イイじゃん! 屋根もやりなよ!」

大変だったんだぞ…

4面囲ったタープテントのおかげでミスト飛散による影響はなく、駐車場地面の養生しなかったところでもそこまで色は付いていなかった。

また計画立ててルーフを塗装したいと思う。

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